1歳の娘が手足口病になりました。
保育園で流行っていた手足口病に子どもも感染してしまいました。
しかも、娘はかなりひどい手足口病と診断されたので経過など気になる方はご参考に!
手足口病とは
手足口病って最近テレビなどでもよく聞くことが多いかもしれません。
全国各地で今年は警報レベルで大流行しているとのことです。
手足口病とはどんな病気なんでしょう。
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01 厚生労働省HPより
ウイルスが原因の夏に流行する感染症で、いわゆる夏風邪の一種です。
夏風邪でよく似ている疾患として、「ヘルパンギーナ」があります。
手足口病とヘルパンギーナの違いは、症状の出る場所です。
手足口病は主に手、足、口ですが、ヘルパンギーナは主に口です。
症状
初期症状
最初は咳と鼻水が出ていたので風邪かな?と思っていました。
そして翌日には咳、鼻水、発熱(38.5℃)、お尻に発疹、よだれが見られたので病院を受診しました。
すぐに手足口病だと診断されました。
いつもはよだれが出ないのに不思議に思っていたら、口の中に水疱があるとのことでした。
ただ、手と足には目立った発疹はありませんでした。
発熱
38.5℃以上の発熱が3日間続きました。
手足口病をネットで調べていると、高熱が続くことは少ないと書いてある記事をよく目にしていたので、下がらない熱にとても不安を感じていました。
最高39.5℃まで上がり、解熱剤は毎日1回使用していました。
3日目の夜まで高熱は続き、4日目の朝は37.5度まで下がり、その後平熱に戻っていきました。
高熱があると、本人も辛そうで脇の下に冷えピタを貼って過ごしました。
発疹
うちの子は全身に発疹が出ました。
1日目はお尻にのみ発疹、水疱が認められました。
痛々しい感じはありましたが、特に拭いても痛がる様子はなかったです。
2日目は手、お腹、背中、足の甲、口回りに赤いぷつぷつが出てきました。
そしてお尻の発疹はさらにひどくなり、皮がむけている部分もありました。
3日目はさらにひどくなり、腕と足全体に発疹と水疱ができてきました。
触るとザラザラというよりは、ゴーヤのようにボコボコした感じでした。
口の中の水疱は見ることはできませんでしたが、ごはんやお茶をなかなか食べたり飲んだりしなかったので、3日間くらいは痛かったんだと思います。
熱があるのにいつもは大好きなお茶を全然飲まなかったので、ジュースやジュレで水分を補給していました。
そしてなぜか、いつも飲んでいる子供用の薄めの麦茶ではなく、大人用の普通の麦茶なら少し飲みました。
4日目は変わらず全身に水疱と発疹が出ていました。
あまりにも発疹がひどいのでもう一度病院を受診しましたが、ひどめの手足口病で変わらないとのことで、様子見となりました。
5日目は少し発疹の赤みが落ち着いてきて、なおってきてるかな?と感じるようになりました。
水疱も何か所かつぶれ、食欲もこの頃から少しずつ出てきました。
6日目は発疹がかさぶたのようになってきているところもありました。
まだまだブツブツは目立ちますが、本人も元気に過ごすようになってきて回復の兆しが見えてきました。
食欲
先ほども少し記述しましたが、口の中の水疱により食べたり飲んだりがとても辛そうでした。
いつもは大好きでよく食べるお菓子でさえ、少し食べて口から出したりしていました。
食べれるものだけ食べればいいと思い、栄養などは気にせず過ごしていました。
主に、ジュース、ジュレ、ボーロ、チーズ、ヨーグルトなどを口にしていました。
熱があるので脱水を心配していましたが、おしっこも回数や量はいつもよりかは少ないけど、色も普通で、1日数回は出ていたので大丈夫そうでした。
発症して4日目ぐらいから食べる量が少し増えてきて、7日目くらいからだいぶ戻ってきました。
日常生活で気を付けたこと
やはり怖いのが家庭内感染です。
ほとんどは子供がかかる病気ですが、大人も感染することがあるそうです。
しかも、大人が感染すると重症化しやすいとのことで、気を付けていました。
3歳の子どももいるので絶対うつるんだろうな、と思っていましたが今のところ家族全員感染していません。
なかなか徹底して感染予防はできませんでしたが、それでもいくつか気を付けたことはあるので記していきます。
①タオルの共有を避ける
お風呂のタオルはもともと共有はしていませんでしたが、洗面台のタオルは姉妹で共有していたのを、やめました。
②お風呂はシャワーのみにする
これは発熱していたから、そもそも湯舟には入れませんでしたが、水疱の中にもウイルスがいるとのことで、解熱しても1週間程度はシャワーのみにしていました。
③こまめに手洗いをする
おむつ交換時はもちろん石鹸でしっかり手を洗っていました。
食事の時なども子供の唾液が手に付いたら洗ったりしていました。
しかし、まだ1歳でいろいろな物やおもちゃを口にしたりするので、そこまで徹底して拭いたりとかはできませんでした。
手足口病は一度かかってもまた感染することもある病気なので、気を付けたいと思います。
子どもの発疹についてはまだ残っている状態なので、また時間があれば経過観察を記事にしたいと思います。